米国、中国メモリー企業の制裁検討…サムスン電子・ハイニックスも打撃の可能性
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.03 07:35
中国内のメモリー半導体メーカーに米国製半導体装備の輸出を制限する措置が現実化した場合、中国に工場を置いた韓国半導体メーカーが中長期的に相当な打撃を受けるという専門家の分析が発表された。
ソウル大学材料工学部のファン・チョルソン碩座教授は2日、中央日報紙の電話取材に対して「NAND型フラッシュメモリー装備の中国輸出が禁止されれば、中国で工場を運営しているサムスン電子とSKハイニックスは生産に支障を出るのは必至だ」とし「すでに極端紫外線(EUV)装備の搬入が禁止された状況なのでDRAM工場もあるSKハイニックスは次世代製品生産に困難を強いられるだろう」と観測した。続いて「レガシー(旧型工程)ファブ(工場)に転換すると言っても、装備維持・補修をすることができなければ、最悪の場合、撤退危機に置かれる可能性がある」と付け加えた。