米海軍空母、ペロシ氏の動線に沿って移動…強襲揚陸艦は日本から台湾海峡に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.03 07:19
ペロシ米下院議長の台湾訪問を控え米海軍の空母打撃群と強襲揚陸艦2隻が台湾周辺に集結したことがわかった。中国との偶発的衝突に備えたとみられる。
インド太平洋地域の軍事情勢専門SNSアカウントであるインドパシフィックニュースが1日に伝えたところによると、米第7艦隊所属の原子力空母「ロナルド・レーガン」が率いる空母打撃群と強襲揚陸艦「トリポリ」「アメリカ」などが台湾海峡周辺に出動した。ロナルド・レーガンは先月26日にシンガポールを離れて南シナ海に入った後、1日にはフィリピン北部ルソン島北西側を航行中だ。「トリポリ」も沖縄を過ぎフィリピン海に入り込んだものとみられる。
この日米軍事専門メディアのUSNIニュースによると、「アメリカ」は第7艦隊管轄の長崎県・佐世保港で出港を準備中だ。「トリポリ」と「アメリカ」は米海兵隊が運用する垂直離着陸型F35Bステルス戦闘機を搭載でき事実上軽空母の役割もする。