【韓半島平和ウォッチ】今年の光復節に日本を包容する歴史ビジョンを提示しよう(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.02 09:49
光復節(8月15日、解放記念日)が近づいている。私は恐れと期待でその日を待っている。泥沼の韓日関係が脱出の道を見いだせるかどうかがこの日にかかっているからだ。例年のように、闇から抜け出して光を見たその日の喜びを慶祝するためにあちこちに太極旗(韓国の国旗)が設置され、大統領が祝辞を述べ、闇の日々を記憶して追慕する行事が続くだろう。メディアは反日と克日の国民的情緒を表すさまざまなプログラムを準備する。しかし今年は例年とは違う姿を見ることができればよい。
泥沼に導いた2人の主役が政治の場から消えた。文在寅(ムン・ジェイン)前大統領は野人になり、安倍元首相は故人になった。現在の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領と岸田首相は関係改善の意志を明確にしている。2人のリーダーにかける期待が高まった。