韓国大統領「総警会議は国家紀綱紊乱」…警察内部では「14万人警察会議」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.07.27 10:59
行政安全部警察局の新設をめぐる警察内部の葛藤がピークとなっている。警衛・警監級全国現場チーム長会議主催側は30日に予告された会議を「14万全体警察会議」として拡大推進することにした。政府で「重大な紀綱紊乱」「クーデター」などの強硬発言基調が続く中、一線の警察官の反発はさらに強まる状況だ。ただ、全国総警会議を主導して警察庁から待機発令措置を受けたリュ・サムヨン総警が26日午後、全体警察会議を引き止めるコメントを警察内部のネットワークに載せたのが変数として浮上した。30日の会議が参加者の規模などによって「警乱」の分岐点になるという観測だ。
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は26日、全国総警会議など警察内部の反発について「政府が憲法と法に基づき推進する政策と組織改編案に対して集団で反発するというのは、重大な国家の紀綱紊乱になりかねない」と述べた。先月23日の治安監人事翻覆事態に続いて「国家紀綱紊乱」という表現を使ったのだ。李祥敏(イ・サンミン)行政安全部長官も前日に「クーデターに準ずる状況」と述べたのに続き、この日も「付和雷同であり、非常に危険だと考える」と批判した。