「中国、台湾揺さぶり→ミサイル→上陸」 日本が予測した侵攻シナリオ(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.07.25 08:31
◆「中露国連安保理理事国が侵略行為を容認」
白書は中露の軍事協力を別途の解説コーナーを通じて説明した。ここで「国連安保理の常任理事国であるにもかかわらず、いずれか一方による他国への侵略行為、すなわち力による一方的な現状変更を他方が容認するかのような関係をもたらしうるものであり、わが国(日本)の安全保障の観点からも決して看過できるものではない」と懸念した。特に「5月には、通算4回目となる露中爆撃機による共同飛行が、東京における日米豪印首脳会合の開催当日に日本海、東シナ海及び太平洋上空において実施された」とし「露中共同の軍事活動が、当初のユーラシア内奥における二国間の信頼醸成を主眼とするものから、ユーラシア外縁の海洋において、日米欧を含む国際社会に露中二国間の協力を『戦略的連携』として広くアピールするようなものへと徐々に拡大・変化している」と分析した。