１７年ぶりに東アジアサッカー連盟（ＥＡＦＦ）Ｅ－１選手権（東アジアカップ）優勝に挑戦する韓国女子サッカー代表チームがきょう日本と対戦する。

コリン・ベル監督率いる韓国女子代表チームは１９日午後４時、茨城県のカシマサッカースタジアムで日本とＥ－１選手権決勝大会第１節に臨む。

２００５年に大会初代チャンピオンとなった韓国はその後トップに立っていない。前回の２０１９年の釜山（プサン）大会では日本に敗れ惜しくも準優勝となった。東アジアカップ女子の部では日本と北朝鮮がともに３回で最多優勝記録を保有している。

歴代戦績で韓国は日本と３２回対戦し４勝１７敗１１分けと大きく押されている。最後に勝ったのは２０１５年８月４日に中国・武漢で開かれた東アジアカップで２－１での勝利だった。

選手らは今回必ず日本に勝つという覚悟を明らかにした。日本で活躍したミッドフィルダーのイ・ミナは日本戦を控え「日本は強いが試合をしてみれば空いたスペースや弱点が出てくる。（強いが）ものすごく強いチームだと思わず、自分たちがしっかりとやることをやれば十分にできるとみる」と話した。

イ・ヨンジュも「日本が強いチームであることは認めるが、超えられない山という考えは打ち破ったようだ。韓日戦は格別という考えが定着している。うまく勝てば良いようだ」と覚悟を見せた。