【ナウ・イン・ジャパン】「広島・長崎を最後の被爆地に」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.07.18 11:17
安倍晋三元首相の死去以降、日本はどこへ向かうのだろうか。「安倍の宿願」だった憲法改正の動きが本格化し、防衛費を増額して「戦争ができる日本」に進むだろうという懸念が出ている。だが、軍国主義の悲劇を再確認して平和を守らなければならないという声も大きい。第2次世界大戦末、米国の原子爆弾が投下された広島と長崎がその中心にある。
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領がウクライナに対する核攻撃を暗示した時、日本の原爆被害者は批判声明を出した。米国核兵器の日本配備を検討しなければならないという安倍元首相の主張に最も激しく反対した場所も広島と長崎だった。
今年8月に原爆投下77周年を迎えて今月14~15日に会った原爆被害者は「ウクライナ事態を見て不安で眠れない」とし「地獄のような経験をその誰も再び受けることがあってはならない」と訴えた。