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【韓半島平和ウォッチ】米中衝突にも韓国は韓日中協力の促進者にならなくては(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.07.12 09:02
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6月にソウル所在の韓日中協力事務局(TCS)フォーラムに参加する機会があった。韓日中首脳は2008年から各国の持ち回りで首脳会談を開催し、域内の交流・協力増進を通じて平和・繁栄の北東アジアを追求しようとする雰囲気を高めた。2011年11月のTCS設立はそうした時代精神の産物だった。

だが米中対立激化で韓日中協力は岐路に立った。新型コロナウイルスのせいもあるだろうが2019年以降はオンラインでも3カ国首脳会談は開かれていない。北大西洋条約機構(NATO)での韓日米首脳会談に象徴されるように新政権発足で韓日米協力はさらに拡大すると期待されるが、米中対立が韓日中協力に挑戦要因になる状況だ。

 
◇3カ国首脳会談は2019年以降中断

3カ国の国民間相互に対する認識や感情も大きく悪化した状態だ。価値共有国といえる韓日間の国民感情も良くない。外交安全保障と経済、文化交流を分離しようという主張も政治と経済がさらに密接に結びついている現時代にはますます通用し難くなっている。

ただ忘れてはならない点は韓日中が歴史的に多くの対立と衝突を経たが大きく見れば互いの発展を刺激し促進してきたという事実だ。国同士の関係が悪くなれば引っ越しでもしたいと話すが韓日中はお互いに重要な隣国であることを3カ国の国力と国際的な位置づけが、物語る。

そうした意味で米中覇権競争時代にも韓日中協力が増進され韓日米協力を補完し、さらには米中対立を緩和することによって地域と世界の平和と繁栄に向けた肯定的役割をすべきだ。特に最も小さい国であり地政学的に日中の中間に位置した韓国が外交的に韓日中協力の促進者の役割を担う潜在力は大きい。

韓国が確固とした韓米同盟と緊密な韓日米協力体制の下で韓日中協力を増進する知恵を発揮するならば、韓国の外交を一段階高める重要な機会にすることができる。米中対決は短期間で終わらないマラソンになる可能性が大きいのでさらにそうだ。韓日中外相の非公開仮想討論で3カ国協力案を模索してみる。

▽中国の経済報復は各国に損害:朴振(パク・チン)韓国外交部長官=韓日中協力増進は中国が米国の同盟である韓日との関係を円満に維持し、米中対立の緩衝材の役割もできるので中国の国益に役立つ。韓中関係が良好でこそ韓日中協力も順調になる。

そうした点で最初に、中国は韓米同盟発展を阻止しようとする試みを自制する必要がある。韓国にとって韓米同盟は軍事安全保障的セーフティネットであり理念的柱であり、経済的豊かさの源泉としての位置を確立した。中国がTHAAD問題のように韓米同盟進展を経済報復などで抑止すれば韓中関係が悪化し双方ともに損害をこうむる。

2番目に、中国はNATOがロシアを狙うように韓米・日米同盟が中国を狙ったものという観点を超える思考が必要だ。中国は韓半島(朝鮮半島)と北東アジアの平和と安定に向けた韓米同盟の純粋機能を理解すべきだ。韓米・日米同盟がなかったとすればこの地域の安定は担保されず、域内国間の軍備競争まで起きた可能性が大きい。この地域の安定者として韓米同盟が中国に利する点もあるという側面を考慮すべき。

韓中関係改善と韓日中協力が促進されるべきと考える韓国人も多い。彼らの考えが正しいという雰囲気が韓国で広がるよう中国が努力することを期待する。

日本と関連しては韓日関係回復の兆しがみられるが、NATO首脳会談の際に韓日首脳会談は行われなかった。日本が過去史問題で韓国を加害者扱いするような印象を与えるのは問題解決に役立たない。日本政府は韓国政府が円満に問題を解決できる契機を設ける必要がある。新たな国際情勢の中で韓日が協力すべきことは多い。日本は過去史問題が韓日関係の失われた時間を回復し新しい時代のパートナーシップを構築するためにともに解決すべき共同の課題という認識を持たなければならない。

▽「自由主義vs権威主義」の構図通じない:王毅中国外相=米国が軍事・経済・価値など全方向的に中国の息の根を締めようとしている。中国が覇権的野望を抱いているというのは米国と西側が作り出した虚構だ。同盟国もなく海外に立派な軍事基地ひとつない中国がどのように強力な同盟と最先端軍事力を持っている米国と敵対できるだろうか。ただ中国は米国が中国を軍事的に固く締めつければ米国に災いをもたらすことができる軍事力増強を通じて戦争抑止力を強化している。

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