韓国国立古宮博物館が還収文化財特別展…「10年間に地球160周した」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.07.07 10:24
3月22日に米クリスティーズの競売で落札された「読書堂契会図」をはじめ、朝鮮時代の王の字(御筆)を集めた『列聖御筆』、韓国の英国人宣教師が1924年に収集した酒瓶の白磁銅彩筒形瓶が公開される。7日から国立古宮博物館で開かれる還収文化財特別展「国外文化財の旅程」でだ。
『列聖御筆』とは朝鮮の文宗から王の字を木版・石版で刷って功臣や親戚に配った王家の本だ。一度に約300部ほど印刷したと推定される。1662年に玄宗が初めて出した後、王が交代するたびに宗親府が選別した先王の字を入れて全3回、新しい版本を印刷した。