韓国大統領府安保第2次長、日本・ドイツの反対にも…「G11体制を作るべき」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.07.29 07:17
金鉉宗(キム・ヒョンジョン)青瓦台(チョンワデ、大統領府)国家安保室第2次長は28日、ドナルド・トランプ米国大統領の「G7(主要7カ国)首脳会議加盟国をG11、またはG12体制に再編する構想」に関連して韓国が正式加盟国として参加するべきだという立場を強調した。
金次長はこの日、KBS『ニュース9』に出演して「トランプ大統領はG7を時代遅れ(obsolete)だと言及した」とし「G11を作る必要があると考える」と明らかにした。また、「ただし、これは全会一致で決定されるべきだが、他の国はある国が加盟することを米国側に反対するという意向を伝えたようだ」と述べた。
これに先立って、トランプ大統領は先月1日、韓米首脳電話会談で「G7が古い体制で現在の国際情勢を反映することができない」としてG7に韓国、オーストラリア、インド、ロシアを招いてG11、またはG12体制を発足することを摸索中だと明らかにしたことがある。だが、最近、日本とドイツは韓国とロシアなどが参加してG7を拡大することに反対するという意向を米国に伝えた。