【社説】北核脅威の共同対応を明確にした韓日米首脳
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.06.30 13:18
韓日米首脳が4年9カ月ぶりに会った。2017年9月の国連総会以来となる。NATO(北大西洋条約機構)首脳会議に出席中の韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が昨日、岸田文雄首相と米国のジョー・バイデン大統領とスペイン・マドリードで3国首脳会談を行って北核対応共助体制強化をはじめ東アジアの安全保障と経済協力について話し合った。わずか25分間という短い会談だったが、3国首脳がますます高度化している北核問題の対応のため再び額を突き合わせたということに意味がある。
今年に入ってすでに18回のミサイル発射に加えて7回目の核実験準備まで終えた北朝鮮の挑発に韓日米がともに脅威を受けている点で3国首脳による会談それ自体が重要だ。会談でバイデン大統領は「米日韓三角協力は我々の共通の目標達成において大変重要」と述べた。尹大統領は「北朝鮮の核・ミサイルが高度化して国際情勢が大きく不安定になった状況で、韓米日協力の重要性がさらに高まった」としながら「今日を契機に韓米日が世界平和と安定のための中心軸として位置づくように願う」と述べた。