韓日米「対北共助」再確認したが…「対北対話」の説明に日本の言及なし
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.02.11 16:08
10日(現地時間)、米国ホノルルで韓国外交部の魯圭悳(ノ・ギュドク)韓半島(朝鮮半島)平和交渉本部長と日本外務省の船越健裕アジア大洋州局、米国国務省のソン・キム北朝鮮特別代表ら韓日米の北核首席代表が会って最近の北朝鮮ミサイル挑発対応方案などについて議論した。
外交部はこの日、韓米→韓日→韓日米の順で行われた二国間・三国間協議がすべて終わった後、報道資料を通じて「北朝鮮が緊張造成行為を中断して対話と外交の道に早く復帰することを求めた」と説明した。報道資料にはまた「対北対話を早期再開するためのさまざまな方案に対して具体的な協議を行った」という内容が盛り込まれたが、該当の説明の主語は韓日米ではなく韓米両国だった。
これは北朝鮮の弾道ミサイル発射に強硬な立場で一貫している日本が韓日米の三国間協議では対北対話よりも圧迫を中心に置いた対応を強調した可能性を示唆している。このような対応基調は今も終戦宣言の推進など韓半島平和プロセス再稼働を核心課題に設定している韓国とは相反している。実際、現地で韓日の二国間協議も行われたが、外交部の報道資料には「韓日」が主語の文章はなかった。