ロシア・中国の軍艦10隻が日本列島を周回…緊張高まる東海
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.06.23 14:06
中国に続いてロシアの軍艦5隻が大韓海峡(対馬海峡)を通過したことが確認された。日本防衛省によると、この1週間に約10隻の中国とロシアの軍艦が日本列島を周回しながら活動したことが分かった。中国とロシアがそれぞれ台湾・ウクライナ問題で対立する米国とアジアの友好国に示威行動をしているとみられる。
22日の共同通信によると、岸信夫防衛相はこの日、ASEAN(東南アジア諸国連合)国防相会議が開かれたカンボジア・プノンペンで記者会見し、「5隻のロシア海軍艦艇が太平洋から北海道の南側に航海し、対馬海峡を通過した後、6月中旬から日本海で活動している」と明らかにした。
これに先立ち12日には中国最新鋭駆逐艦と補給艦で編成された艦隊が対馬海峡を通過して東海(トンヘ、日本名・日本海)に進入するのが初めて探知された。日本防衛省の統合幕僚監部によると、これら艦隊はその後、北海道とロシア宗谷海峡、津軽海峡、千葉県東南部220キロの海域を通過し、21日に東京南部の伊豆諸島に現れて日本沖を航行した。昨年3月に就役した1万2000トン級最新鋭055型駆逐艦「拉薩」が率いる3隻の編隊だ。