米大幅利上げの恐怖…韓国証券市場、「黒い月曜日」…1日で88兆ウォン蒸発(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.06.14 08:04
近づく「巨人の影」に証券市場が「ブラックマンデー」を迎えた。大きくなるインフレ(物価上昇)圧力の中で米連邦準備制度理事会(FRB)の0.75%の大幅利上げの懸念が大きくなってだ。厳しい「テーパータントラム」を患った韓国の証券市場は1日で88兆ウォン(約9兆2341億円)が蒸発した。韓国総合株価指数(KOSPI)は3.5%急落しかろうじて2500ポイントを維持した。株価・ウォン・債券価格がすべて下落する「トリプル安」を記録した。
13日の韓国取引所によると、KOSPIは前営業日より3.52%下落の2504.51で取引を終えた。終値基準で2020年11月13日の2493.97以降で最も低い数値まで押された。下落幅は3.52%で今年に入り最大だ。
KOSDAQの下落幅はもっと大きかった。この日KOSDAQは前営業日より4.75%安の828.77で取引を終えた。KOSDAQは2020年8月3日の827.57以来1年10カ月ぶりの安値を記録し、この日の下げ幅は2020年6月15日の7.09%以降で最も大きかった。この日1日でKOSPIが71兆ウォン、KOSDAQが17兆ウォンの合計88兆ウォンの時価総額が減った。