金融監督院長まで…尹政権の要職に多数の検察出身者(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.06.08 10:35
それだけではない。政権によって時流に乗ってきた、政治的に敏感な組織の国家情報院のナンバー2である企画調整室長には、尹大統領の検察総長在職当時に最高検察庁刑事部長だったチョ・サンジュン弁護士が抜てきされた。チョ氏は過去に金建希(キム・ゴンヒ)大統領夫人の弁護を担当した。
内閣も同じだ。大統領選挙陣営の参謀だった権寧世(クォン・ヨンセ)統一部長官、元喜龍(ウォン・ヒリョン)国土交通部長官も検事から政治に入門した。法務部は長官のほか、李魯公(イ・ノゴン)次官も尹大統領がソウル中央地検長を務めた当時に第4次長検事を務めた。長官級の国家報勲処長も検事出身で、大統領選で尹候補陣営にいた朴敏植(パク・ミンシク)元議員が任命され、次官級の法制処長には尹大統領と大学・司法研修院同期の李完揆(イ・ワンギュ)元仁川(インチョン)地検富川(プチョン)支庁長が任命された。