韓国与党、また「チョ・グク元長官の沼」…夫人の有罪で「検察捜査権完全剥奪」の声
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.08.13 11:30
チョ・グク元法務部長官の妻・情景芯(チョン・ギョンシム)東洋大教授に対する11日の「懲役4年」2審判決が、与党内部の「検察捜査権完全剥奪」の声にまた火をつけた。
与党・共に民主党の大統領候補、秋美愛(チュ・ミエ)前法務部長官は12日、フェイスブックに「検察改革法は公約でなく今やればできる」とし「法案議論は十分に行われた状態であり、大統領候補がその気になればすぐに発議が可能で、年内通過も可能」というコメントを載せた。さらに「それが支持率と信頼度を高める近道」とも書いた。
李洛淵(イ・ナギョン)元民主党代表も同日、YTNラジオ番組で「検察が主に問題にしてきたのが私募ファンドだが、それがすべて無罪となったのは検察が何か間違っているということ」と述べた。前日には「厳しい時間に直面しているチョ元長官と一緒にする」という立場も明らかにした。