受注の端境期越えたが…不確実性高まり実績改善までは遠い韓国造船業
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.06.06 10:10
韓国造船業界が受注の「端境期」から脱したが、実績改善は遠い道のりだ。最近、厚板価格の上昇とロシアのウクライナ侵攻事態などの影響で不確実性が高まったためだ。
韓国海洋水産部と造船業界によると、今年初めまでは韓国造船海洋〔現代重工業・現代尾浦(ミポ)造船・現代三湖(サムホ)重工業〕・サムスン重工業・大宇(テウ)造船海洋の造船業「ビッグ3」が下半期からは黒字に転じるという見方が支配的だった。これらの企業の船舶受注が昨年から回復傾向を見せていたためだ。しかし、このようなバラ色の展望に冷水を浴びせる事態が相次いで起こった。