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航空券価格2倍の「バケフレーション」…「夏休み行けない」あちこちで嘆き=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.26 07:53
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夏休みを控えて社会的距離確保が解除され旅行需要は急増したが航空券などの旅行インフラの供給が追いつかずにいる。そのため航空券だけでなく宿泊に向けたホテル料金、団体旅行費用などがいずれも急激に上がっている。いわゆる「バケフレーション」(バケーションとインフレを合わせた新造語)に休暇をあきらめる人も出ている。

1年目の会社員チャンさん(30)もそんなケースだ。チャンさんは6月末に有給休暇を取り1週間米ロサンゼルスへの旅行を計画したが、あまりに高い航空券価格に日程を先送りした。チャンさんは「最初に旅行を計画した3月よりドルも上がり現地滞在費が数十万ウォン増えることになった。何より米国行き航空券価格が下がるのを待ったが価格はさらに上がるばかりだった。3年前の価格を知っているのでより行けない」と話した。

 
◇米国往復に320万ウォン

25日の航空業界などによると7月末基準で仁川(インチョン)~ニューヨーク便の往復航空券価格は大韓航空で320~333万ウォンだ。コロナ禍前の2019年と比較し2倍以上上がった。欧州便も状況が似ている。7月の週末に出発する仁川~パリ往復の一部は300万ウォンを超えた。2019年の同じ月には100万ウォン前後だった。

「バケフレーション」は旅行・観光と関連して全般的に現れる傾向だ。旅行・観光需要がコロナ禍の際に底まで落ちただけに回復速度が急だからだ。

まず関連サービス物価が上昇した。統計庁の消費者物価指数を見ると、先月の国内団体旅行費は1年前より20.1%増加した。旅客船価格が7.2%上がったほか、ゴルフ場利用料も同じ期間に5.4%上がった。家族連れやカップルが多く訪れる遊戯施設は4.2%、観覧施設は3.9%高くなった。

◇ゴルフ場、遊戯施設、燃料、外食費が上昇

先月の国内ホテル宿泊料も1年前より5.4%上がった。キャンプ場や国立休養林野営施設利用料も上昇傾向だ。海外は上昇がさらに急だ。ロイターの報道によると欧州の代表的旅行地であるスペインは1日平均宿泊費が1年間で36%上昇した。会員数209万人の旅行コミュニティ「ユーラン」には「3年前に行った時14万ウォンだったローマのホテルがいまは30万ウォン台後半」など高い海外物価を訴える投稿が相次ぐ。

旅先でのグルメは省けないだけに外食物価も国内旅行族の経費に影響を及ぼす。1-3月期の外食物価は前年同期比6.1%上がった。特に観光地が多い江原道(カンウォンド)が6.6%、済州道(チェジュド)が6.4%など、外食物価上昇率が平均より高く現れた。

上昇する国際原油価格とドルもバケフレーションを誘発する変数だ。3月から100ドル時代に入り込んだ国際原油価格上昇で自動車旅行時の燃料価格負担が大きくなった。原油価格に連動する航空機の燃油サーチャージもともに上がった。大韓航空とアシアナ航空の6月の国際線燃油サーチャージは2016年の比例区間制適用後で最も高い水準だ。

◇需要爆発するのに…空港は防疫で規制

バケフレーションは供給の側面だけでなく2年間のコロナ禍で抑えられた旅行・休暇需要が爆発したことも一役買っている。インクルートが最近成人男女989人を対象に調査した結果、78.4%が休暇の計画があると答えた。2年前に実施した調査では夏休みの計画を明らかにした回答者は26.8%だった。今年の夏休みの計画がないと明らかにした人たちは「費用負担」(33.6%)を理由に上げた。

特に昨年6月のジョブコリアの調査で57.9%(会社員1285人対象)が海外旅行に行きたいという期待感を見せたほど海外旅行需要は長く抑えられてきた。ハナツアー関係者は「コロナ禍初期とは比較できないほど問い合わせが増えた。海外旅行の場合、ドル高になったことも団体旅行商品価格を高めた」と話した。

2年余りぶりに海外旅行を準備する消費者は航空券価格の急騰に不満が大きい。航空業界はその理由を「需要に比べ供給が足りない」と説明する。コロナ禍前の2019年に韓国の国際線は週4770便が定期運航していた。先月基準で国際線の運航便数は週420便にすぎない。2019年の8.8%水準で、10分の1にも満たない。

航空便運航は政府の政策により調整されるだけに回復速度が遅い。特に防疫を理由に午後8時から午前5時までの仁川空港の夜間飛行禁止時間規制を解除しておらず航空便を増やすのに限界があるという指摘が出る。大韓航空によると防疫目的で夜間飛行禁止時間を設定したのは世界で韓国だけだ。

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    2022.05.26 07:53
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    社会的距離確保の緩和によって活気を取り戻している仁川(インチョン)空港出国フロアの様子。[写真 仁川空港公社]
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