韓国国家情報院「北、コロナ最悪状況から抜け出した…ミサイル発射の余裕は十分」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.26 07:48
北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射したことについて、韓国国家情報院は25日、「北は最悪のコロナ状況から抜け出し、ミサイルを発射する余裕が十分にある」と国会に報告した。北朝鮮がバイデン米大統領の韓日訪問直後に武力示威を敢行したのに続き、追加の挑発をする可能性があるという見方を示したのだ。
国会情報委員会の河泰慶(ハ・テギョン)国民の力幹事はこの日、国家情報院の非公開報告後に記者らに対し「国際社会は北がコロナのため大変な状況にあり他の活動はできない状態のようにみているが、実際には(コロナ悪化状況が)終わったためミサイルを発射する余裕が十分にある」とし「(ミサイル挑発はこうした状況を)示威するのに意味がある」と述べた。