尹政府初の韓米首脳会談にワシントン外交大物が提言…CSISのヘイムリ所長(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.19 10:58
21日、尹錫悦(ユン・ソクヨル)政府初の韓米首脳会談は今後の外交の羅針盤となる。尹大統領とジョー・バイデン大統領が礎石をどのように築くのかによって韓半島(朝鮮半島)外交の設計図が描かれるためだ。
これまで韓米関係を見守り続けた外交の大物2人に話を聞いてみた。戦略国際問題研究所(CSIS)のジョン・ヘイムリ所長とヘリテージ財団設立者のエドウィン・フルナー会長だ。ヘイムリ氏もフルナー氏も尹政権のスタートに期待を寄せつつ「今回の初の米韓首脳会談で1つ目のボタンをきちんと留めなければならない」と強調した。インタビューは今月初め、ワシントンDCで行われた。
韓米同盟に寄与した功労が大きい人々を選んで授けるヴァン・フリート賞の今年の受賞者リストは疑問を呼んだ。受賞者の資格のせいではなく、彼らがまだ受賞者ではなかったという事実のせいだった。主人公は米戦略国際問題研究所(CSIS)のジョン・ヘイムリ所長。豊山(プンサン)グループとヴァン・フリート賞を共同受賞したヘイムリ氏は韓米関係に関する有名な核心専門家だ。中央日報と毎年行っているフォーラムでも彼の鋭い洞察力は光を放ってきた。ヘイムリ氏は尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の初の韓米首脳会談に対して「バイデン政府は新たにスタートした韓国政府に安心している」としつつ次のような助言を伝えた。