AI・宇宙開発・半導体…韓米「技術合作」で協力強化
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.19 07:49
韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領と米国のバイデン大統領が21日午後、ソウル龍山(ヨンサン)大統領室5階の執務室で1時間半ほど首脳会談をする。金泰孝(キム・テヒョ)国家安保室第1次長は18日の会見で「バイデン大統領は公式訪問(Official Visit)で20日から2泊3日間の日程で訪韓する」とし「歴代韓国大統領のうち就任から最も早い時期(11日後)に開催される韓米首脳会談であり、バイデン大統領の就任後最初のインド太平洋訪問地として韓国を選択したという象徴性がある」と述べた。
金次長は「1、2件の事案を除いて共同宣言文など双方が履行する内容は完成段階」とし「尹大統領は韓米包括戦略同盟を東アジア・グローバル平和繁栄に寄与する中心軸に位置づけるという目標がある」と話した。また「両国は価値同盟を基盤に維持してきた軍事同盟を、韓米FTAを通じて経済同盟に広めた」とし「今回の首脳会談で技術同盟が追加されると予想する」と強調した。
技術同盟については「半導体設計は米国が最強であり、ファウンドリー製造工程はサムスンを含む韓国企業が一流技術を保有している」とし「協力して市場を拡大すれば仕事と雇用が拡大するというのが両首脳の認識であり、半導体に関してはこうした議論が具体化されるだろう」と伝えた。さらに「先端バッテリー、エコ技術協力問題、人工知能(AI)、量子技術、宇宙開発などが議題になるはず」と付け加えた。