주요 기사 바로가기

【コラム】貧困の足かせ抜け出すには自由市場経済をさらに育てなくては=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.17 11:51
0
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の就任辞は自由・人権・公正・連帯の4つの単語に圧縮される。保守的国民は自由に傍点を付け、進歩的国民は公正と連帯に傍点をぎゅっと押すだろう。国民が陣営に基づいて解釈を異にしていればばらばらになった韓国社会をひとつにまとめるという新大統領の抱負は出だしから絡まり始める。この不幸な事態を防ぐために何をどのようにするべきか?

まず自由の意味を掘り下げてみよう。自由は古典的自由と社会的自由に区分されるが互いに衝突する。古典的自由は国王の権力が個人の生命と財産を侵害するのを除去することにより確保された。就任辞に出てきた自由市民の歴史的ルーツは支配階層が特権と特恵を独占し裁判なく市民の命を奪って財産を強奪する収奪体制をひっくり返した血の代償として勝ち取った自由だ。保守価値の原形だ。

 
社会的自由は資本家が労働者の生存権を侵害するのを除去することにより確保された。糊口をしのぐこともできないのに守るべき生命と財産に何の意味があるのかという批判意識は分配の正義を叫ぶ社会的弱者の政治的抵抗を通じて社会的自由の伸張という結果を勝ち取った。進歩価値のルーツだ。2つの自由は抵抗の意志を共有する。

◇まともな雇用増やしてこそ貧富格差緩和

尹大統領は政治的自由と社会的自由が別々にされるのではなくひとつに合わせなくてはならないという点を明確にした。自由市民になるためには一定の水準の経済的基礎と公正な教育、文化接近の機会が保障されなければならないと釘を刺した。経済的基礎と教育機会の均等は自由市民の自由をしっかりと作るために決して省いてはならないものと強調したとみなくてはならない。

したがって進歩左派は就任辞の自由を拒否して批判せず支持するのが正しい。民衆が勝ち取った形式的自由のむなしさを分配と機会均等で満たし日常で感じる体感的自由に進化させるということに拍手を送らない理由があるだろうか。

就任辞から疎通と協治の意志を読み取れないという批判もある。そうではない。保守と進歩を分けた異質的自由を融合するという意志よりさらに強い疎通と協治のメッセージがあるだろうか。もう保守・進歩の両陣営はすべての国民が真の自由市民に生まれ変われるようにすべき時代的責任を履行していかなければならない。疎通と協治なくして真の自由市民は誕生できない。

平等という単語が抜けていたという叱責がある。自由は不平等を生んだが自由を35回も強調したので不平等はさらに悪化するのは火を見るより明らかだということだ。これは誤解と偏見だ。自由市場経済は数千年にわたり貧困の足かせで苦しんだ人類をわずか200年ほどの間に豊かさの道に入らせる魔法を見せた。ひと握りしかいなかった特権層だけが享受した物質的恩恵を大多数の国民も味わえる生産力を発揮した。まだ飢えている20億人の貧困層は自由市場経済をまともに実行できない地域で生きている。彼らを根本的に救うのは福祉と支援ではなく自由市場経済であることは歴史が証明する。

◇韓国の低賃金労働者1000万人水準

先進国になった韓国に目を向けてみよう。韓国社会にはまだ生活が苦しい国民が多い。最低賃金ももらえないアルバイト生、コロナ禍で生き残りが脅かされる零細自営業者、従業員5人未満の中小企業労働者など1000万人ほどが低賃金で細々と生きることを継続している。短期的には各種支援策で助けるべきだが、根本的には自由市場経済の温もりが彼らにまで行き渡るように自由市場経済をさらに発展させることだけが解決策だ。

【コラム】貧困の足かせ抜け出すには自由市場経済をさらに育てなくては=韓国(2)

関連記事

最新記事

    もっと見る 0 / 0

    포토뷰어

    【コラム】貧困の足かせ抜け出すには自由市場経済をさらに育てなくては=韓国(1)

    2022.05.17 11:51
    뉴스 메뉴 보기
    【コラム】貧困の足かせ抜け出すには自由市場経済をさらに育てなくては=韓国
    TOP