大韓民国医学翰林院「ファイザー・モデルナなどmRNAワクチン、急性心嚢炎発生と関連」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.13 09:27
メッセンジャーリボ核酸(mRNA)基盤の新型コロナワクチンが急性心嚢炎の発生と関連があるという研究結果が出た。ワクチン接種の因果性に対して、急性心筋炎にはなるが急性心嚢炎にはならないとしていた2カ月前の結果が変わった。大韓民国医学翰林院の新型コロナワクチン安全性委員会は、12日午後に開かれた新型コロナワクチン接種後の異常反応に対する第2次研究結果を発表した。
今年3月に開かれた第1回発表会で、委員会は急性心筋炎の場合、ファイザー・モデルナワクチンなどmRNAワクチン接種と因果性を認めるほどの根拠が確認されたが、急性心嚢炎は因果性を認める根拠が足りないという留保的結論を発表していた。心筋炎は心臓の筋肉(心筋)に、心嚢炎は心臓を包んでいる薄い膜(心膜)に炎症が発生することをいう。