「ワクチン等級化」か…先進国、ファイザー・モデルナだけを独占
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.06.04 10:43
欧州連合(EU)やカナダなど主要先進国がメッセンジャーリボ核酸(mRNA)方式の新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)ワクチンを生産するファイザー・モデルナと今後2年間で数十億回分の供給を受ける契約を締結したと、今月2日(現地時間)、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が報じた。
報道によると、ファイザーは最近、EUに対して2023年までに最大18億回分を、カナダに対しては最大1億2500万回分のワクチンをそれぞれ供給することで合意した。モデルナもオーストラリア、スイス、イスラエルと来年までワクチンを供給する契約を結んだ。EUは今回の合意で4億5000万人に達する領域内の人口にファイザーワクチンを4回まで接種できる物量を確保することになった。