「米国発物価ショック」が韓国市場を強打…ウォン相場急落で1ドル=1288ウォン、株価も下落(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.13 07:35
金融市場を揺さぶった最も大きな原因は「物価ショック」だ。今月11日、米国労働省は先月の米国消費者物価指数(CPI)が1年前より8.3%上昇したと発表した。3月(8.5%)に続き2カ月連続で8%台を記録した。市場予想値(8.1%)を上回るものだ。
インフレ(物価上昇)圧力がなかなか落ち着かないため、FRBが「ジャイアントステップ」(政策金利0.75%ポイント引き上げ)を踏む可能性があるという観測も再び頭をもたげている。11日(現地時間)、シカゴ商品取引所のFedウオッチによると、FRBが政策金利を年末までに年3~3.25%水準に引き上げる確率は10%だ。1カ月前ですら1.68%にすぎなかった。