エスパー元米国防長官「韓国が中国の軌道に引きずられる状況を懸念」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.11 07:27
「日本と過去史問題で対立している文在寅(ムン・ジェイン)政府が中国と近寄るのではないかと懸念した」とマーク・エスパー元米国防長官が回顧録で明らかにした。
トランプ政府で国防長官を務めたエスパー元長官は10日出版した回顧録『A Sacred Oath(原題)』で韓米関係に対して「平壌(ピョンヤン)を眺めるわれわれの見解は一致すると確信したが、私は韓国が貿易、経済、地形という重力に引かれて中国の軌道に引きずられる(drift into)状況を心配した」と書いた。
また、「核心問題は韓国が米国を安全保障のパートナーとして維持しつつ、中国を経済パートナーとして選び、このような関係を同時に維持することを希望すること」とし「当然両立できないが、韓国はこの道に向かうようだった」とした。