「北朝鮮、ウクライナ事態を口実に核を強化…西側のロシア制裁で漁夫の利」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.10 08:11
ウクライナ事態を目撃した北朝鮮は今が核兵器プログラムを推進する絶好の機会と考えているはずだと、CNNが8日(現地時間)報じた。また、西側がロシア産石油・ガス輸入禁止など制裁を加速するほど北朝鮮は漁夫の利を得る可能性が高いと伝えた。北朝鮮は7日、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を含めて今年ミサイル(放射砲含む)を15回発射した。
北朝鮮はウクライナの現在の苦痛を1994年に自発的に核兵器を放棄した「ブダペスト覚書」のためだとみて、ロシアのウクライナ侵攻を核兵器プログラムを強化する口実にするはずだと、CNNは伝えた。世宗研究所のイ・サンヒョン所長は「ウクライナ事態は(金正恩国務委員長の心理に)非常に否定的な影響を及ぼす」とし「核とミサイルにさらに執着する方向に進むことになるだろう」と話した。