ロシア、ウクライナの鉄道施設にミサイル…米国「武器支援には支障ない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.06 08:26
ウクライナ南部の湾岸都市マリウポリの最後の拠点だったアゾフスタリ製鉄所でロシア軍の攻撃再開で激戦が広がっていると英紙ガーディアンなどが今月4日(現地時間)、伝えた。アゾフスタリ製鉄所を守っているアゾフ連隊のデニス・プロコペンコ司令官はこの日、テレグラムに掲載した短い映像で「2日間、ロシア軍と難しい血まみれの戦いを続けている。敵軍の攻勢をはね除けるために超人的に努力している将兵が誇らしい」と述べた。
これに先立ち、ロシア国防省は製鉄所に残った民間人避難のために5日午前8時から7日午後6時まで休戦して、人道回廊を開設すると明らかにした。しかしウクライナ国防省は5日の戦況ブリーフィングで「ロシア軍は航空資源などを動員した攻勢に出たし、製鉄所内の防御軍破壊のための目的に集中している」と話した。4日、マリウポリと周辺地域では344人の民間人避難が行われたが、製鉄所内部には30人の子どもをはじめ200人程度の民間人が残っている状況だ。