韓国、来週から室外マスク「解除」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.04.29 10:00
翌月2日から多くの室外生活でマスクを外すものとみられる。ただし、一定規模の行事や集会などではマスクの着用を義務付けるものとみられる。韓国政府は29日午前、金富謙(キム・ブギョム)首相の主宰で中央災害安全対策会議を開いてこのような方針について意見を交わす。この法案が確定すれば2020年10月室外マスク義務化措置以降566日ぶりに外すことになる。
これに伴い、室外マスクをめぐり新旧政府間に摩擦の深化が避けられない。大統領職引継ぎ委員会新型コロナ特別委員会の安哲秀(アン・チョルス)委員長は27日「就任後30日以内、すなわち5月下旬まで室外マスクを維持し、その時に検討したい」と話した。安委員長が「(現)政府がどのように判断して発表するのかを見守りたい」と警告したが、受け入れられなかったとみられる。防疫当局関係者は28日「室外マスクを解除しない理由がない。出勤途中・公園・山・散歩路、家族旅行でマスクをつけなくても問題にならず、原則的に解除することにした」と話した。日常的な室外生活ではマスクを外すということだ。