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ウォール街100億ドルを蒸発させた歴代級事件…韓国系「天才投資家」逮捕

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.04.28 07:53
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一時「子トラ(Tiger Cub)」としてウォール街でその名を馳せていたが、屈指の投資銀行に100億ドル(約1兆2840億円)の莫大な損失を与えた「マージンコール事態」で没落した韓国系天才投資家のビル・フアン(韓国名ファン・ソングク)氏が米国連邦検察に逮捕された。

ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は27日(現地時間)、米国ニューヨーク南部地検が「アルケゴス・キャピタル・マネジメント」設立者であるフアン氏とパトリック・ハリガン財務担当最高責任者(CFO)を逮捕して詐欺などの疑いで起訴したと報じた。

 
フアン氏が起訴されたのは昨年3月国際金融界を揺るがしたマージンコール事態のためだ。アルケゴス・キャピタルは派生商品である総収益スワップ(TRS)と差金決済取引(CFD)契約を通じて保有資産の5倍を超える500億ドル相当を株式に投資した。

しかしアルケゴスが資金を借りて投資した株式が急落したことを受けて、フアン氏に投資していた銀行は現金を追加で要求した。ファンドの投資元金に損失が発生することが懸念される場合、これを保全することができるように証拠金を要求するいわゆる「マージンコール」が発生した。だが、すでにアルケゴスはこれに対応することができない状況だった。

ゴールドマン・サックスなどは担保にしていた株式を素早くブロックディールで処分して損失を最小化したが、他の金融会社はブロックディールの余波で株価がさらに下がって損失を被ることになった。

このマージンコール事態で、アルケゴスと取り引きしていた国際金融会社の損失額は100億ドルを超えることが分かった。クレディ・スイスの損失規模は55億ドルに達し、米国の投資銀行モルガン・スタンレーの損失額は9億1100万ドルであることが確認された。あわせて日本の野村証券はアルケゴスのために発生した損失規模が28億5000万ドルに達すると発表した。一個人によりウォール街が莫大な損失を受けた事件として広く知られるようになった。

これに対して検察はこの日の記者会見を通じて、フアン氏らが金融会社をだまして巨額の借入れを行い、これを自分たちが保有中の株式に対する派生商品に投資することによって株価を操作していたと主張した。検察によると、アルケゴスのレバレッジ比率は一時1000%に達していた。検察の起訴内容が裁判所で受理される場合、フアン氏らは最大20年刑を受ける可能性もある。

しかしフアン氏はこの日、裁判所で検察の起訴は不当だとしながら無罪を主張した。フアン氏の弁護士は声明を通じて「依頼人はいかなる誤りも犯していない。また、検察が主張する犯罪の証拠も存在しない」と明らかにした。裁判所はこの日、フアン氏に保釈を許可した。

フアン氏は韓国で生まれて高校3年生の時に米国に移住し、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)を卒業した後、カーネギーメロン大学MBA過程を経た。その後、現代証券ニューヨーク法人で働いて「ヘッジファンド界の先駆者」と呼ばれるジュリアン・ロバートソン氏の目にとまり、タイガー・マネジメントに合流した。ロバートソンの高弟として知られ、莫大な収益を創出したフアン氏は、アジア投資を専門にするタイガー・アジア・マネジメントを運用して「子トラ」というニックネームで知られている。

フアン氏はすでに2012年にも内部情報を利用してファンドを運用し、インサイダー取引で有罪判決を受けたことがある。その後、4400万ドルを賠償して発生利益1600万ドルを没収された。だが米証券取引委員会(SEC)が金融取引制限措置を解除してウォール街に再び登場していた。

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