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「野蛮な名誉毀損」…慰安婦歪曲ラムザイヤー教授が韓国系教授を脅迫

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.06 08:21
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「あなたは私の経歴に被害を及ぼすことができるところなら、どこでも乱暴な攻撃をして私の論文をつぶそうとした。また、その事実を大げさに自慢していることを日本メディアの報道で知っている」。

「日本軍慰安婦は契約による売春」という歴史歪曲論文で波紋を起こしたマーク・ラムザイヤー米ハーバード大ロースクール教授が、今度は自身の歴史歪曲論文を追跡した韓国系教授にこうした脅迫性のメールを発送した事実が5日(現地時間)、明らかになった。

 
米イースタンイリノイ州立大(EIU)史学科のイ・ジンヒ教授は最近、ラムザイヤー教授から「野蛮な名誉毀損攻撃をやめるべき」という内容のメールを受けたと、韓国の聯合ニュースが報じた。ハーバード大日本学研究センター研究員でもあるイ教授は年初にラムザイヤー教授の慰安婦歪曲論文が物議をかもした後、彼の別の論文についても確認作業をしてきた。

イ教授はこの過程で、ラムザイヤー教授が「慰安婦」問題だけでなく、関東大震災当時の朝鮮人虐殺や在日同胞差別を正当化する数件の論文を書いたという事実を確認した。イ教授は世界の学者らと共に問題の論文を掲載した学術誌に出版研究倫理上の問題点を提示し、論文の再審査に基づく訂正と撤回を要求してきた。

英ケンブリッジ大出版部はラムザイヤー教授に朝鮮人虐殺歪曲論文のうち問題の部分をすべて修正させ、ドイツの出版社は在日同胞差別を正当化する論文に対する調査に着手した。

ラムザイヤー教授は特にイ教授が学術誌側に問題を提起して論文の出版を遅延させたとして怒りを表した。続いて「私が今まで話したり書いたりしたものを追跡すること以外にやるべきことが数多くあるのでは」とし、自身に対する深刻な名誉毀損に対して取る次の措置を考慮中であり、今回のメールは一種の「警告」を送るものだとも伝えた。

ラムザイヤー教授がイ教授に脅迫性のメールを送ったのは、研究の真実性に関する問題点が確認され、日本右翼との「蜜月関係」が明らかになり、批判が続くことに対して不満を表出するためと考えられる。

一方、イ教授はラムザイヤー教授だけでなく彼が所属するハーバード大の責任論も提起した。イ教授は「研究出版倫理違反だけでなく良心的学者らを脅迫して苦しめるラムザイヤー教授に対して沈黙を続けるハーバード大ロースクールも最終的に責任を免れることはできない」とし「世界の良心的学者にこうした形の脅迫が再発しないようにすべき」と主張した。

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    2021.05.06 08:21
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    マーク・ラムザイヤー・ハーバード大ロースクール教授 [写真 ハーバード大]
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