「北京封鎖」への恐怖…ウォン相場、1ドル=1250ウォンを突破
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.04.27 06:54
ウォン相場の防衛線と見なされた1ドル=1250ウォンを25カ月ぶりに突破した。ドル高が進みウォン相場はコロナ禍初期の2020年初め水準に急落した。米連邦準備制度理事会(FRB)の高強度な緊縮の動きに中国・北京の封鎖への懸念が重なり安全資産選好心理が強くなった影響と解説される。
26日のソウル外国為替市場でウォン相場は前日終値の1249.90ウォンより0.9ウォンのウォン安ドル高となる1ドル=1250.80ウォンで取引を終えた。2020年3月23日の1266.5ウォンから2年1カ月ぶりのウォン安水準だ。特に大引け直前には1251.20ウォンまで急落し、22日から3営業日連続で取引時間中に年初来安値を更新した。