出港の印鑑が脱落? 大韓航空、ロシア税関から1100億ウォンの課徴金
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.04.22 07:11
韓国フラッグキャリア大手の大韓航空がロシア関税当局から1100億ウォン(約114億円)に達する課徴金を課されていたことが確認された。航空業界からは「ウクライナ事態と無関係ではない」という解釈も出ている。
21日、大韓航空によると、昨年2月22日、仁川(インチョン)から出発してモスクワを経由した後、ドイツ・フランクフルトに向かう貨物機(KE529便)はモスクワ・シェレメーチエヴォ空港から管制当局の離陸許可を受けて出発した。だが、該当空港税関から出港手続きの一部が脱落したという指摘を受けた。出港前に受けなければならない税関の職印の捺印が省略されたまま離陸したため違法という内容だった。これに対して税関は約1年後の今年2月24日、大韓航空に課徴金80億ルーブル(賦課当時基準で約1100億ウォン)を課した。