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「国境尊重しないコロナとテロリズム…韓国は模範対応国家」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.04.20 07:01
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新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)とテロリズムには共通点がある。

国連テロ対策事務所(UNOCT)テロ対策センターのジャハーンギール・カーン(Jehangir Khan)所長は「コロナ(COVID)とテロリズムは国境を尊重しない。自分勝手に国境を行き来して人々の生活に脅威をもたらす」と話した。国連だけで30年以上勤務してきたカーン氏の結論はこの一言に集約される。「どの国もたった一人でコロナやテロリズムと戦って勝つことはできない。コロナやテロリズムから学んだ重要な教訓があるとするなら、代案は世界的な協力だけだ」。

 
20日、警察大学と国家保安学会などが共同で主催する「2022テロ対策高官国際シンポジウム」に参加するために韓国を訪問したカーン氏に、18日、ソウル東大門区(トンデムング)ノボテル・アンバサダーホテルで会った。

--新型コロナのパンデミック(世界的大流行)以降、テロリズムの脅威は増加したか。

「過去2年間の新型コロナ事態でテロの脅威はたしかに弱まった。テロリストの国家間移動が難しかったためだ。これからはテロリストを鋭意注視しなければならない。国境封鎖が緩和されればテロリストにとっては新しい機会になるからだ」

--コロナはどのような形でテロリズムと同じ脅威になるのか。

「パンデミックは終わったわけではない。変異株ウイルスが今も活動している。国連次元ではコロナウイルスを利用した生化学テロや全く予測不可能な手口で脅威にもなりえるため、コロナとテロリズムの両方を上手に管理していかなければならない。コロナはもう一つのテロリズムだ」

--国境は封鎖すべきか、緩和すべきか。

「世界の国々のほとんどが新型コロナ拡散時に国境を閉じた。だが、韓国は国境を閉じなかった。国境を開放したまま防疫を管理するということ自体がとても鋭く高度な技術を要求する。国連のテロ対策センター(UNCCT・UN Counter-Terrorism Centre)国境管理チームが、韓国が新型コロナ状況でどのようにテロ対策戦略を樹立して国境を管理したのかに対する優秀事例としてハンドブックを作成している」

--技術的な側面ではどのような点を注目しているか。

「ドローンを用いた無人監視区域(UAS・Unmanned Area Surveillance)への攻撃の可能性が非常に高まっている。子どもたちがおもちゃとして使うドローンをテロ攻撃用に改造することができる新技術が高度化している。UNCCTはドローン攻撃に対応するチームとUASと主要インフラ施設の保護をするチームを保有している」

国連のテロリズムに対する取り組みは2001年に発生した米国同時多発テロ事件(9/11テロ)を置いて語ることはできない。これは2006年国連総会で「世界テロリズム対策戦略」決議案を採択する成果につながる。カーン氏は「決議案が採択されたのは非常に有意味だ」とし「今でもある国でテロと規定することを他の国ではテロと認定しないため」と話した。それから5年後の2011年に設立されたUNCCTは2017年に発足した国連テロ対策事務局(UNOCT・UN Office of Counter-Terrorism)に吸収・統合された。

◆潘基文(パン・ギムン)時代にUNCCTが発足

カーン氏はUNCCTが設立される過程で韓国の潘基文(パン・ギムン)前国連事務総長(2006年~2016年)のリーダーシップを高く評価している。潘氏は9/11テロが発生した時、韓昇洙(ハン・スンス)第56回国連総会議長を補佐する秘書室長だったが、2011年潘氏の主導でサウジアラビアと協力してUNCCTが設立された。カーン氏は「潘氏はテロ対策を国連内で最も重要な議題にした」と話した。

UNCCTは現在ニューヨーク本部以外にもアフリカや中東、欧州に9つの地域事務所を置いている。カーン氏は「今回の6泊7日の訪韓日程の間に、来月新たに就任する韓国政府関係者だけでなく、テロ対策関連の機関13カ所を訪問する予定」としながら「UNCCTと韓国がさらに多くの協調をしていくことを望む」と話した。

パキスタン国籍のカーン氏は外交官の父親の勤務地だったケニア・ナイロビで生まれた。英国ロンドン大学と米国タフツ大学フレッチャー法律外交大学院を卒業し、ハーバード大学ロースクールで国際法博士学位を取得した。カーン氏は「世界を歩き回って感じたことは、世界はますます狭くなり国境も曖昧になっているということ」とし「自国だけでなくグローバル市民としても責任感を持たなければならない」と話した。

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    2022.04.20 07:01
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    国連テロ対策事務所(UNOCT)テロ対策センターのジャハーンギール・カーン(Jehangir Khan)所長が18日午前、ソウル東大門(トンデムン)ノボテルで中央日報のインタビューに応じている。チャン・ジニョン記者
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