【時論】グローバル物流大乱、韓国こそが解決可能な適任者
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.04.14 06:57
米国のジョー・バイデン大統領は最近、韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)次期大統領側にグローバルサプライチェーン(供給網)問題の解決策について会って話をしようと提案した。それだけサプライチェーンは、今、解決が急がれる国際的な話題となった。尿素水のような原材料を自給できない事態だけがサプライチェーンの問題ではない。必要な物資をいかに外国から自国に安い輸送費で速やかに運んでくるか、そしてタイミングよく輸出できるかのほうが重要だ。
米国が輸入する商品の海上輸送費が10倍に高騰し、インフレを誘発している。定期船社は空っぽの船をアジアに出港させて米国では農産物をタイミングよく輸出できない現象が続いている。こういった現象は米国の内陸輸送システムがまともに作動できなくなっているため発生している。