コロナ、軽症だから大丈夫? 6カ月以内に急な呼吸困難症状が現れたら要注意=海外研究陣
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.04.08 13:57
新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)に感染してから1カ月内に肺塞栓症など血栓(血のかたまり)関連の合併症にかかる確率が最大33倍まで高まり、軽微な症状を体験した場合にもそのリスクが数倍以上になることが明らかになった。スウェーデン・英国・フィンランドの研究陣が2020年2月から2021年5月まで新型コロナに感染した患者約100万人を分析した結果を通じてだ。
6日(現地時間)、英日刊紙ガーディアンが英国医学ジャーナル(BMJ)に掲載された研究報告書を引用したものによると、新型コロナ感染者の場合、そうではない対照群約400万人に比べて感染30日以内に肺塞栓症にかかる確率が約33倍高く、深部静脈血栓症(deep vein thrombosis)のリスクも5倍程にのぼることが分かった。