韓国中央防疫対策本部は２８日０時を基準に新規感染者が１８万７２１３人増えて累積１２００万３０５４人となったと明らかにした。

新規感染者は前日（３１万８１３０人）より１３万９１７人急減した。３日（１９万８７９９人）以降２５日ぶりに２０万人割れとなった。

普通週末・休日を経て週序盤である月曜日の感染者が週間基準で最も少ない傾向があるが、減少幅が大きい。また、１、２週間前に同じ曜日に比べても減少した。１週間前である２１日２０万９１３７人に比べると２万１９２４人、２週間前である１４日３０万９７７８人より１２万２５６５人少ない。

中央災害安全対策本部の徳チョル（クォン・ドクチョル）第１次長（保健福祉部長官）はこの日、会議の冒頭発言で「１１週間ぶりにオミクロン株の流行が頂点を過ぎて徐々に減少傾向に転じている」と話した。

ただし、重症・重篤患者と死亡者が感染者の頂点２～３週間後に本格化する可能性があり、既存のオミクロン株変異より感染力が３０％速いと知らされた「ステルスオミクロン株」のシェアも５６．３％にのぼるなど安心することは難しい。

この日に集計された重症・重篤患者は１２７３人で、前日（１２１６人）より５７人増えて過去最多となった。従来の最多記録である１６日の１２４４人よりも２９人多い。

前日、新型コロナによって死亡した人は２８７人だ。前日（２８２人）より５人多い。死亡者２８７人を年齢別にみると、８０歳以上が１８５人で最も多く、７０代５９人、６０代２９人、５０代９人、４０代３人だ。１０代と２０代でもそれぞれ１人ずつ死亡者が発生した。累積死亡者は１万５１８６人で累積致命率は０．１３％だ。

この日０時基準で在宅治療者数は１８３万７２９１人だ。前日（１９６万３８３９人）より１２万６５４８人減った。

新規感染者の感染ルートによると、地域発生が１８万７１８８人、海外流入が２５人だ。地域発生感染者は京畿（キョンギ）５万５７４人、ソウル３万４１８９人、仁川（インチョン）１万１７２６人など首都圏だけで９万６４８９人（５１．５％）が発生した。

海外流入まで加えた地域別感染者は京畿５万５７４人、ソウル３万４１９０人、仁川１万１７２７人、慶南（キョンナム）１万１６２３人、慶北（キョンブク）９４０１人、全南（チョンナム）８３９８人、忠南（チュンナム）７９５６人、光州（クァンジュ）７４８１人、全北（チョンブク）６９４２人、江原（カンウォン）６９３５人、釜山（プサン）６６４６人、忠北（チュンブク）５８３５人、大田（テジョン）５２８１人、大邱（テグ）５２３２人、蔚山（ウルサン）３７５９人、済州（チェジュ）３０００人、世宗（セジョン）２２１８人だ。

２２日から１週間一日新規感染者数は３５万３９１１人→４９万８２１人→３９万５５６８人→３３万９５１４人→３３万５５８０人→３１万８１３０人→１８万７２１３人となり、週間一日平均感染者は３４万５８２０人だ。