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韓国国防長官、尹次期大統領の発言を否認…「北の放射砲、9・19合意違反でない」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.03.22 15:15
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徐旭(ソ・ウク)国防部長官は22日、北朝鮮の最近の放射砲(ロケット砲)発射について9・19南北軍事合意違反でないという立場を明らかにした。

この日の国会国防委員会全体会議で国防委員長の閔洪チョル(ミン・ホンチョル)共に民主党議員が「9・19軍事合意の破棄か」と質問すると、徐長官は「違う」と答えた。

 
徐長官は発射地点を「西海(ソヘ、黄海)側」と答えた後、「9・19軍事合意上の地域範囲内か」という質問に「そうではなく、それよりはるか北側」とし、海上緩衝区域の北側から発射したと説明した。

閔議員が「尹錫悦(ユン・ソクヨル)次期大統領が明確な軍事合意違反と述べたという速報があったが、そうではないというのが国防部の立場か」と繰り返される質問にも「速報は見ていないが、合意を履行することにした地域ではない」と強調した。

尹氏はこの日、北朝鮮軍が20日に西海上で放射砲を発射したことに関し「放射砲の発射は明白な9・19(南北軍事)合意違反」と述べた。

尹氏はソウル鍾路区通義洞(トンウィドン)の大統領職引き継ぎ委員会事務室で最初の幹事団会議を開き、「(北の挑発は)今年だけでも11回目だが、放射砲は初めて」とし、このように述べた。尹氏は「放射砲発射は明白な9・19合意違反」とし「安全保障状況に徹底的に備えることをお願いする」と強調した。

9・19軍事合意で設定された海上緩衝区域は西海南側の徳積島(トクチョクト)北側から北側南浦(ナムポ)近隣のチョ島南側までの135キロ区間。この水域では南北間の偶発的衝突や緊張を防ぐために海岸砲の砲門を閉鎖し、海岸砲射撃行為などを禁止した。

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