龍山移転発表の翌日…文政権、異例にもサイバー防護態勢引き上げ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.03.21 14:51
韓国国防部がウクライナ事態、相次ぐ北朝鮮のミサイル脅威などを理由に21日午前9時、国防サイバー防護態勢(CPCON)を一段階引き上げた。偶然にも尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領当選者が「ソウル龍山(ヨンサン)国防部庁舎に大統領執務室を移転する」と発表した翌日のことであり、軍内外で注目を引いている。
この日、国防部は「サイバー脅威に対する先制的な対応態勢を整えるため」とし、CPCONを従来のIV級(サイバー脅威増加)からIII級(サイバー脅威向上)に引き上げた。そしてロシアとウクライナの戦争によるサイバー空間衝突と北朝鮮ミサイル脅威のサイバー拡大の可能性を理由に挙げた。特に今年に入って北朝鮮が10回強行したミサイル挑発については「弾道ミサイル推定飛翔体の脅威」と明らかにした。