「危険な地域」に20~30代女性が行列…ホットプレイスになった大阪コリアタウン(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.03.21 09:25
春を知らせる雨が勢いよく降った18日午前、昼休みを控えた大阪市生野区のコリアタウン入口には食欲をそそる美味しそうな香りが充満していた。店先の料理台から立ち上る、こんがりと焦げ目がついたチヂミの香りだった。足元は良くなかったが、フライドチキン店・ホットク店・キムチ専門店の前には傘をさした人々が長い列を作っていた。堺市から来たという50代の日本人女性は「キムチを買いに1カ月に2回ほど立ち寄る」としながら「スーパーでもハクサイキムチは手に入るが、ここではカッキムチやカクテキなどさまざまな種類のキムチを味わえるのでよい」とした。
大阪JR鶴橋駅あるいは桃谷駅から約15分、商店街に沿ってしばらく歩いていくとここに到着する。正式名称は「大阪生野コリアタウン」だが、俗に「大阪コリアタウン」と呼ばれている。500メートル余り続く道の両側に120店舗がひしめいている。韓国レストランや韓国化粧品店、韓流スターの写真を売る土産物屋などだ。