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韓国次期大統領の前でICBMちらつかせる金正恩委員長…韓米が異例の事前警告(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版 2022.03.11 13:52 Googleで中央日報を読み逃さない
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北朝鮮が最近「偵察衛星」能力に関連して弾道ミサイルを2回発射したことに関連し、韓米両国は11日、新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)の性能を試すためのものだったと評価した。以前に伝えられた準中距離ではなく新型ICBMの試験発射ということだ。これは韓国大統領選挙の直後を狙った北朝鮮の高強度挑発の可能性に対する公開的な警告であり、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は自ら「大型ロケット発射」を念頭に置いた準備を指示した。

◆異例にも情報判断を公開

 
韓国国防部と米国防総省はこの日午前、「韓米の精密分析の結果、北朝鮮は先月27日と今月5日に発射した弾道ミサイルは、2020年10月10日の労働党創建日の閲兵式(軍事パレード)で北朝鮮が初めて公開した、開発中の新型ICBM体系に関連するものと評価する」という立場を発表した。北朝鮮は2020年10月の深夜の閲兵式で、2017年に試験発射した火星15型より長さと直径がはるかに大きい新型ICBM(火星17型)を公開した。

また「最近の2回の試験発射はICBMの射程距離には達していないが、今後、北朝鮮が宇宙飛翔体を装った該当ミサイルの最大射程距離試験発射を控え、関連性能を試す意図があったと判断する」と説明した。北朝鮮は先月27日に弾道ミサイルを発射した後、「偵察衛星に装着する撮影機」をテストしたとして写真を公開し、5日の発射後には「偵察衛星開発計画に基づいてまた重要試験を行った」と明らかにした。

韓米両国はこの日午前6時ごろ(日本時間)ほぼ同時に発表し、分析に関する内容は同じだった。ただ、韓国は北朝鮮に対話への呼応を促し、米国はインド太平洋司令部(IMDOPACOM)が最近、西海(ソヘ、黄海)でISR(情報・監視・偵察)収集活動を強化し、域内BMD(弾道ミサイル防衛)対応態勢を高めた点に言及しながら連合防衛力を強調した。

韓米がこのように情報判断を公開したのはやや異例だ。韓国の政権交代時期を狙った北朝鮮の高強度挑発に対する事前警告の性格が強いということだ。

実際、韓米はこの日の発表で「北朝鮮は最近の2回のミサイル試験発射について具体的な体系を公開しなかったが、国際社会が北朝鮮のこうしたミサイル追加開発について団結した声で反対の立場を表明する必要があると判断し、これを公開することになった」と説明した。韓米の発表から約2時間後、日本防衛省も北朝鮮のミサイルが2020年10月の閲兵式で公開された新型ICBMと同じだったと発表した。

◆北、政権移行中に挑発も

これに関連し北朝鮮は4月中に実施される可能性がある韓米連合訓練と今年110周年を迎える金日成(キム・イルソン)主席誕生日(4月15日、太陽節)などを挑発の機会にするという見方が出ている。北朝鮮はすでにモラトリアム(核実験および長距離ミサイル試験発射猶予)破棄を公開的に示唆した。4月は新政権のための引き継ぎ委員会が稼働中の時期であり、北朝鮮が実際にICBM挑発などを敢行すれば尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権の事実上の最初の安保試験となる可能性がある。

これに対して韓米が先制的に連合防衛力と同盟を誇示したのだ。北朝鮮のICBM関連動向を注視していて、いかなる挑発も同盟の断固たる対応に直面するため誤った行動はするなという警告と変わらない。

特に尹氏は候補当時から韓米同盟の再建および力による平和を強調してきた。バイデン米大統領は10日、尹氏との電話で韓国に対する防衛公約を再確認した。米国の現地時間をみると選挙当日夜の電話だったが、韓国次期大統領とのこうした前例のない迅速な電話はホワイトハウスの要請によるものだった。

米国は韓国との共同発表に先立ち、当局者が直接、北朝鮮に対する追加制裁方針を明らかにした。米当局者はこの日、電話で進行されたバックグラウンドブリーフィングで「米国は11日(現地時間)、北朝鮮が武器プログラム進展技術に接近するのをさらに難しくするための新しい措置を発表する」と説明した。

北朝鮮が実際にICBM挑発をする前から先制的な制裁措置を取るということだ。ミサイル部品の搬入に関与する人物や機関を制裁対象に指定することが有力視される。

韓国次期大統領の前でICBMちらつかせる金正恩委員長…韓米が異例の事前警告(2)

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