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保守の元凶から希望へ…韓国大統領当選者「尹錫悦」とは(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.03.10 08:57
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◆積弊清算の主役

尹氏はこのことで停職1カ月の懲戒を受けた。その後、水原(スウォン)地検驪州(ヨジュ)支庁長から大邱(テグ)高等検察に平検事として左遷された。当時検察にいた知り合いによると、歩いていて尹氏を見かけても見ないふりをする人が多かった。

 
だが、3年も経たずして尹氏に機会が訪れた。崔順実(チェ・スンシル)ゲートが起き、国政壟断事態を特検で捜査するよう求める国民の圧力が強まった。朴英洙(パク・ヨンス)特別検察官による捜査が始まり、尹氏は捜査チーム長として合流した。

尹氏はサムスン捜査を担当し、李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長を贈収賄罪で拘束起訴した。朴槿恵・崔順実・李在鎔を全員拘束収監し、特検は成功したという評価とともに終了した。尹氏はその後「国民検事」という呼称まで得た。

2017年に就任した文在寅(ムン・ジェイン)大統領は尹氏を検察捜査の核心組織ソウル中央地検長に任命した。尹氏は任命されるとすぐに過去に自身を左遷させた「国家情報院コメント事件」を暴いた。前政権で捜査を妨害した検事と金寛鎮(キム・グァンジン)元国防部長官を拘束起訴した。李明博元大統領の最側近秘書官まで捜査したうえ、李氏も拘束起訴した。

捜査は概ね国民の支持の中で終了したが、1年間で保守政権の2人の前職大統領を拘束収監させたことから、尹氏は保守を崩壊させた主犯扱いを受けるまでになった。

◆大統領適任者に指定された検察総長

2019年7月、文大統領は尹当選者を次期検察総長に任命した。前任総長(第18期)から5期を越える破格の人事で、検察史上初めての記録だった。文政府は尹氏が「検察改革」の主役になることを期待した。一つの軸は尹氏で、もう一つの軸はその1カ月後に法務部長官に指名されるチョ・グク氏だった。だが、状況は期待とは違う方向に展開していった。

尹氏が総長就任後に休暇を取っていた間、娘の入試不正疑惑などチョ・グク法務部長官関連の不正疑惑が明るみになった。尹氏はその後の大検察庁国政監査で「この捜査をやるかやらないかについて、私も人間なので苦悶した」と話した。結局、「電撃捜査」モードに突入した尹氏はチョ・グク氏の人事聴聞会を控えて同時多発的に家宅捜索を行った。

チョ・グク捜査に対する国民世論は真っ二つに別れた。このような状況でも尹氏は柳在洙(ユ・ジェス)元釜山(プサン)経済副市長監察宥和疑惑、宋哲鎬(ソン・チョルホ)蔚山(ウルサン)市長関連選挙介入疑惑、月城(ウォルソン)原発経済性操作疑惑など、政権の核心人物に対する捜査を強力に進めた。このような事態に及び、青瓦台(チョンワデ、大統領府)が任命した検察総長を与党が非難して野党が擁護するという珍しい光景も演出された。

チョ・グク氏が退いて任命された秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官は執拗に尹氏を追い詰めた。検察人事を断行して検察内の尹師団を大勢入れ替えた。文在寅政府の圧倒的信任を受けて検察総長になってから2年も経たないうちに逆賊身分に落とされた。だが、その「反作用」から、一気に次期大統領選挙候補の一人に名を上げた。

尹氏は昨年3月、「常識と正義が崩れるところをこれ以上見ていられない」として検察総長職を辞退した。6月に大統領選挙出馬を公式宣言し、その1カ月後に野党「国民の力」に入党した。そしてそれから4カ月後、野党大統領選候補として公式に選出された。さらに5カ月が過ぎた昨日9日、第20代大統領に当選した。

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    2022.03.10 08:57
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    2019年7月25日当時、検察総長に任命された尹錫悦(ユン・ソクヨル)氏が青瓦台(チョンワデ、大統領府)本館で開かれた任命状授与式に出席し、チョ・グク当時青瓦台民情首席と話を交わしている。[写真 青瓦台写真記者団]
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