<韓国大統領選>「尹錫悦、旧日本軍進出を許容?」vs「李在明、ロシア侵攻の肩を持った」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.02.28 07:08
間近に迫る韓国大統領選挙を控えて今月25日に行われたテレビ討論会で、与党「共に民主党大統領選候補の李在明(イ・ジェミョン)氏と野党「国民の力」候補の尹錫悦(ユン・ソクヨル)氏の外交・安保発言を巡り後続攻防が続いた。
李氏側は尹氏の「有事の際の日本介入の可能性」発言を問題にした。当時、野党「正義党」候補の沈相ジョン(シム・サンジョン)氏が「有事の際、韓半島(朝鮮半島)に日本が介入することを許容するか」という質問に対して尹氏は「許容しない。韓日米同盟があるので有事の際に(日本が)介入するかもしれないが、それを必ず…」と答えた。
すると李氏は26日、京畿道金浦(キョンギド・キンポ)の遊説演説で「日本軍に韓半島進出を許容することができる? (尹候補が)別のことを考えておかしなことを話したのではないか、心に留めておきたい」とし「三一節(独立運動記念日)まであと数日もないというのに、私は柳寛順(ユ・グァンスン)先生に申し訳なくてそんなことはとても言えない」と批判した。同日、坡州(パジュ)の演説でも「李承晩(イ・スンマン)も、あれほど大変だった韓国戦争(朝鮮戦争)当時でも日本軍の進入を許さなかった」とし「国家指導者になる人が有事の際に日本軍の進駐も許容できると話したことは全く信じられないことだ」と声を高めた。