突然日程を前倒し…韓国大統領選挙前の社会的距離確保緩和に「政治防疫賭博」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.03.03 09:00
韓国政府はこれまで自営業者の被害が深刻で防疫を緩和すべきとの要求にも「致死率が下がっても感染者数が増えればそれだけ被害が大きくなりかねず、流行のピークまでは防疫措置を維持すべき」と対立した。24日に保健福祉部の権徳チョル(クォン・ドクチョル)長官は新型コロナウイルスのエンデミック転換に対し「専門家の意見、そして防疫当局の意見を聞いて社会的措置をしていくが、そうだとしても防疫を終了するにはコロナ終息は早いと判断する」とし、ピークに達して減少すれば出口戦略を用意すると明らかにした。ところが数日で立場が変わった。
専門家らはオミクロン株支配下で長期的に社会的距離確保緩和が必要という立場だが、すぐに緩和することに対しては懸念している。大統領選挙を控え自営業者の票を意識した政治的な動きという批判も出てきた。