突然日程を前倒し…韓国大統領選挙前の社会的距離確保緩和に「政治防疫賭博」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.03.03 08:59
新型コロナウイルス新規感染者が20万人を超える中で韓国政府が社会的距離確保の早期緩和を示唆した。13日まで続く現行の「私的会合6人・営業時間夜10時」の制限を早期に解除すると予告したのだ。感染者数と死亡者数が連日最多を記録するなど防疫指標が改善していない状況で、大統領選挙を1週間前にしたタイミングで政府が突然社会的距離確保緩和のカードを切り議論が起きている。
中央災害安全対策本部は2日から2日間にわたり医療界、自営業者団体、地方自治体などの意見を取りまとめ、日常回復支援委員会全体会議を相次ぎ開いて社会的距離確保調整案を議論すると明らかにした。早ければ4日午前に金富謙(キム・ブギョム)首相主宰で開かれる中央災害安全対策本部会議で最終確定、発表されるものとみられる。