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【社説】外交常道を外れた中国大使館の抗議性のコメント=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.02.11 10:37
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駐韓中国大使館がオリンピック(五輪)ショートトラック判定論争に対するコメントで「韓国マスコミや政治家が反中感情を扇動している」とし「重大な懸念と立場」を表明した。納得し難しい判定の不公正性を指摘したメディアの報道や政治家の発言をひっくるめて「扇動」と非難したのだ。反中感情に対する原因を省察する姿勢よりも、韓国の報道機関や政界に責任を転嫁する論調で一貫した。

厳密に言えば中国大使館が主張したように判定によって起きる問題は一次的には審判陣の責任だ。コメントでも明らかにされているように、中国政府や体育当局がショートトラック審判判定に介入したという証拠や明確な根拠がないのもまた事実だ。しかし、予選から決勝までの各段階で有力優勝候補が曖昧な失格判定で次々と脱落し、よりにもよって開催国の選手が金メダルを首にかけたことに対してメディアが疑問を提したことを、果たして「扇動」という単語一つで非難できることなのか。事実、ショートトラック種目判定に対する疑問は直接被害を受けた韓国だけでなく、第三国の海外メディアまで問題を提起している。ところが中国大使館のコメントは該当審判長の豊富な経歴と判定に動員された先端装備の優秀性を挙げて、判定には何の問題もないというような主張を展開した。コメントの説得力が落ちる理由の一つだ。

 
それよりも大きな問題は、中国大使館側が懸念を表明する方式と態度にある。どこの国の大使館でも利害関係の対立や誤解、歪曲(わいきょく)などの理由で自国に対する駐在国の国民感情や世論が悪くなればこれを是正するために努力する。これは外交官本来の業務に属する。だが、ここにも規範があって常道がある。一次的には「外交ルート」と呼ばれるチャネルを通じて駐在国政府に考えを伝達する方式がある。同時にメディアへの寄稿や公共外交活動等を通して自国の立場を伝える手段がある。だが、非外交的な単語を羅列した強硬論調のコメントを直接発表し、駐在国の報道機関や政治家を訓戒したりひと括りにして非難したりするようなことはこれまで見られなかった疎通方式だ。外交活動の常軌を外れた言動を称して外交欠礼という。

駐韓中国大使館は今回の五輪以前にも同じような論争を起こした前例がある。今回のコメントもまた、社会関係網(SNS)などに現れた反応からみると、反中感情を悪化させて逆効果となった。韓中関係をさらに複雑にしたといえる。韓国人の感情や慣行を熟知している駐韓中国大使館の老練な外交官たちがこのような結果を予想していなかったとは思えない。そのため、果たして今回のコメントが本当に韓中友好が損なわれることを心配して出てきた苦心の産物なのか、それよりも本国政府の方針を念頭に置いて記録を残すために発表した文書なのか、つい疑ってしまうのだ。

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