「韓国大統領選挙控えてポピュリズム公約が飛び交う、日本式長期沈滞に陥りかねない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.02.11 06:58
韓国では大統領選挙を控えた政界のポピュリズム公約で国家の蔵が揺れている。韓国経済が物価が急激に上昇し、景気は沈むスタグフレーションに陥る。10~11日に開かれている「2022経済学共同学術大会」で経済学者はこのような懸念を一様ににじませた。
ソウル大学のキム・インジュン名誉教授は10日に公開した基調演説文で「大統領選挙政局の政界の財源と公平性を考慮しない損失補償、選別と普遍同時災難支援金支給、企業間の利益共有制などポピュリズム政策が飛び交っている」とし「(ばらまき政策で負債比率が急激に上昇すれば)有事の際、国家信任度が深く疑われることになるだろう」と明らかにした。キム教授は「ポピュリズム政策が現実化すれば韓国経済は今後速いスピードで悪化するか、日本の『失われた30年』のような長期沈滞に陥りかねない」とし「未来世代のためにも政府が負債管理に対する青写真を示さなければならない」と注文した。