韓国政府、オミクロン株対応の防疫転換基準に一貫性なし(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.01.24 09:18
◆オミクロン株拡大地域に限り検査・治療体系に転換…専門家「遅い」
政府は26日からオミクロン株が急激に広まった光州・全南・平沢・安城(アンソン)地域に新しいコロナ検査・治療体系を適用する。その間、保健所や臨時選別検査所で行われてきたPCR検査は、必ず検査が必要な高危険群(密接接触者、60歳以上の高齢層、迅速抗原検査陽性確認者)に限り可能だ。それ以外の一般国民は選別診療所で無料で配られる自家検査キットを受けて検査したり、地域の呼吸器専門クリニックで迅速抗原検査を先に受ける。ここで陽性となった場合に限りPCR検査を受けることができる。呼吸器専門クリニックを利用する場合、検査費は無料だが、診察料の30%の5000ウォン(約477円)を患者が負担しなければならない。