38ノース「北朝鮮の1月の試験ミサイル、極超音速滑空体ではない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.01.20 09:58
北朝鮮が1月に2回にわたって試験発射をしたミサイルと、昨年9月に試験発射したミサイル「火星8号」は北朝鮮の主張とは違い、ブースト滑空飛翔体(BGV)と伝えられた「極超音速滑空体」ではなく機動再突入体(MaRV)だとみられると米国のミサイル専門家が明らかにした。
米国務省で不拡散副次官補だったVann H.Van Diepen氏は北朝鮮専門メディア「38ノース(38NORTH)」への寄稿文でこのように主張した。
北朝鮮は今月12日に発表した声明で、前日金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の参観の下で行われたミサイル試験が「最終試験発射」であり「極超音速武器システムの全般的な技術的特性を最終確証するためのもの」で「極超音速滑空飛行戦闘部の優れた起動能力がさらに明確に確証された」と明らかにした。