韓国一山でまた地盤災害…住民「対策を急ぐべき」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.01.03 07:58
京畿道(キョンギド)高陽市(コヤンシ)の一部の地域の住民が地盤災害のため不安を感じている。先月31日午前11時30分ごろ、馬頭洞(マドゥドン)にある7階建てのビルの地下3階の柱の一部が大きな音を響かせながら破損し、駐車場の入口道路が沈んだ。この事故で建物の崩壊が心配され、入居者や利用客など約300人が緊急避難する騒ぎがあった。
高陽市アパート入居者代表会議は2日、「一山(イルサン)馬頭洞・白石洞(ペクソクトン)・チャン項洞(チャンハンドン)一帯で地盤沈下事故が相次いで発生しているため、中央政府レベルで根本的な安全診断と恒久的な対策を迅速に用意する必要がある」と主張した。チェ・スチョン会長は「今回の事故の原因は柱の問題でなく、弱い地盤など構造的な問題によって発生した可能性がある」とし「総合的な安全対策の準備が急がれる」と指摘した。